DHSとは/競技規則

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DOWNHILL SEREIS(以下DHS)の競技規則についてはUCI(国際自転車競技連盟)並びにJCF(日本自転車競技連盟)の定める競技規則を模範とするが、DHS独自の解釈で定めるルールについてはそれらを優先する。また、協議が必要な場面においてはDHS実行委員会の出した結論をもって回答とする。

UCI競技規則マウンテンバイク(2022.1.1ver)

第1章 DHSの成り立ち、そして2022シーズンの大変革について

そもそも、DOWNHILL SERIESというレースはDHS実行委員会代表の中川が2013年の暮に企画立案し、2014シーズンに西日本6会場でスタートした草レースです。当時、JCF公認レースとしてはCJ-1ダウンヒルがあり、DHSの目指すところは草レースならではの自由さ、プロクラスを設定してのショー的要素、高額な賞金授与、地方のMTB文化創造などを軸に発展しました。

DHS発足から数年後には小学生など、公認レースでは受け入れができなかった年齢層の参加について試行錯誤しながらも実現し、今では世界に挑戦しようかというレベルにまで成長したライダーも現れるようになりました。

2021年のシーズン途中、JCF公認レースであるCJ−1ダウンヒルの継続がいよいよ難しくなったという情報が入りました。同時に、JCFと協議を持つようになりました。DHSは公認レースになることを目標として開催していたわけではありませんし、JCFの人達にとってもDHSと組む考えなどなかったと思います。それが、CJ-1ダウンヒルの崩壊を期に少しだけ風向きが変わりました。

DHSとしては、ただでさえ少ないDH愛好家の競技会を維持したいと考えたものの、運営予算、競技ルールなどすぐには追いつかない部分が多々あり、また8年間独自路線で築いてきた歴史もあり、というなかで、JCFとの妥協点を求めました。

一方のJCFにも「MTBダウンヒルを公認レースとしてなんとか存続させたい」という熱い思いがありました。だからこそ、JCFもなんとか調整して、こちらもまた妥協点を探ってくれたのだと思います。

そうして、2022シーズン、DHSはJCF公認レースとなりました。今までのDHSの在り方はできるだけそのままで、公認レースとしてダウンヒル競技の存続、レベルの向上、参加者の維持、国際レースへの土壌として、進んでいく道をJCFとともに模索することにしました。まだいくつかの課題が残ったままで、見切り発車的な側面は否めませんが、MTBダウンヒルのレースシーンで必要とされるような組織、運営を目指したいと思っています。

この大きな変革に対していきなり満点の方針やルールが策定できるとは考えにくく、今期に関してはベストな方向を模索しつつ、参加される皆さんにとって有意義な大会組織、仕組み、レースであるように常に広く意見を聞きながら、必要であれば、勇気をもって修正、調整していこうと思っています。

第2章 DOWNHILL SERIES(DHS)と

MTBを使った下り系競技であるダウンヒル。多くの場合、スキー場などに用意されたコースを使い、山頂付近にあるスタート台から山麓のゴールを目指して駆け下りる個人タイムトライアルです。

1分を切るようなショートコースから、5分を超えるロングコースまで、現在のところコース長による規定は設けていません。コース、参加人数、クラスによって1分〜30秒間隔で一人ずつスタートします。

2022シーズンよりJCF公認レースとなりましたので、JCF登録をしている競技者には年間ポイントランキングを導入、逆に今までと変わらず未登録のままでも参加できます。年間を通じて集計されたポイントによってDHSナショナルチャンピオンを決定します。

今シーズンは北海道から九州宮崎まで、全国7会場を予定しています。

※JCF選手登録をしなくても、レースに参加できます。(全クラス参戦可能、ただし、ナショナルポイントランキングには参加できません。)  

※JCFに対して登録を行った選手は各大会の成績により、ナショナルポイントランキングに参加できます。 

※DHSのポイントランキングは廃止となり、今後は登録者のナショナルポイントランキングだけを集計します。

※DHS全7戦のうち、ポイント上位4戦と全日本選手権大会の合計5戦分のポイント合計でナショナルポイントランキングとします。 

※DHSへの参加にチーム登録は必要ありません。

※DHSにおけるJCF登録選手の最低年齢は13歳とします。13歳に満たない選手は未登録で参加して下さい。

※2023年度のゼッケンは2022年度のナショナルポイントランキングの順に固定番号とします。

#開催日場所開催地詳細
#12022年4月16日(土)17日(日)吉無田高原DHコース熊本県終了
#22022年6月4日(土)5日(日)白馬岩岳MTB PARK長野県終了
#32022年7月2日(土)3日(日)富士見パノラマリゾート長野県終了
#42022年7月16日(土)17日(日)UP MTB PARK IN KANNABE兵庫県終了
SPIN OFF2022年8月6日(日)富士見パノラマリゾート長野県終了
#52022年9月3日(土)4日(日)函館七飯スノーパーク北海道エントリー受付中
#62022年11月19日(土)20日(日)法華嶽公園DHコース宮崎県調整中
#72022年12月3日(土)4日(日)菖蒲谷森林公園 特設コース兵庫県調整中

第3章 エントリー

各大会のおおよそ1ヶ月前に、このHP、公式Facebookにてエントリーの開始を告知します。

エントリー締切は予選開催の前日、ほとんどの場合は金曜日の正午となります。エントリーが完了したら、返信メールに記載の銀行口座まで予選開始前日の金曜日午後4時までに参加費をお支払いください。エントリー、お支払い、共に期日、時間までに大会事務局側が確認できた段階で受理となります。

エントリー、お支払いのいずれかが上記の期日を過ぎた場合でも大会には参加できますが、当日受付にてレイトフィーとしてプラス1000を徴収します。また、参加費を振り込み後、ご本人の都合によりキャンセルされた場合、参加費の返金はいたしません。

第4章 競技(レースの流れ)

基本的に土曜日に予選、日曜日に決勝を行います。

ダウンヒル競技はタイムスケジュールの多くを練習時間に充てています。朝のミーティングが終わって、会場によりますが午後1時頃までを公式練習とし、そのあと、土曜日は全参加者による予選を行います。

※公式練習時間中には、しっかりとコースの下見をし、ご自身のペースで練習を繰り返してください。(ダウンヒル競技では多くの選手が試走前にバイクを持たずにコースを一本歩く「コースウォーク」をします)

※スタートリストは大会公式掲示板に張り出されます。出走時間については大会の規模によって、クラスごとに開始時間が発表される場合と、全員のスタート時間が決められている場合と2パターンあります。どちらの場合においても、事前に自身の出走時間を把握し、スタート地点に到着するまでに必要な時間を含めて計算し、スタート地点には自身の出走する5分前には必ず到着するようにしてください。

※スタート前には招集があります。スタート係から呼び出しを受けた順番に出走します。

※予選、および決勝は以下の2つの特例を除き、いかなる理由があろうとも、やり直しはできません。

特例1、コースマーシャルによって赤旗が振られた場合。赤旗は競技中断となり再出走となります。赤旗中断に該当した選手には競技運営本部から再出走のための指示がありますので従ってください。

特例2、不測の事態によって競技を継続できなくなった場合など、大会本部の判断で再出走となる場合があります。

※予選のスタート出走順は基本的にエントリーした順番となります。

※土曜日の予選に出走しなくても、日曜日の決勝に参加することができます。

※2022シーズン現在、「予選落ち」はありません。

日曜日は決勝を行います。タイムスケジュールは土曜日とほとんど変化しません。
午前中は公式練習とし、午後から決勝のタイム計測を行います。計測の注意点、ルール、方法は基本的に予選と同じ流れです。

※各クラスの出走順序はまず、予選に参加していない選手からはじまり、予選の結果をリバースします。予選結果で一番遅かったライダーから順に出走し、最終走者は予選1位の選手となります。

第5章 DOWNHILL SERIES 競技規則

※しっかりと整備された、ダウンヒルレースに耐えうるMTBを使用すること。

(レース前にMTBプロショップにおいてレースに参加する前提の整備を依頼することを推奨する。)

※ホイールサイズ、前後サスペンションの有無については不問とする。

※車検は実施しないが、あまりに酷い状態(整備不良など)と大会本部が判断した場合、出走を断る場合がある。

※MTB用に製造された、過去に大きなダメージを受けていないヘルメットを着用すること。

(安全のため、フルフェイスヘルメットを推奨するが、ファーストタイマー、クロカンクラスなどは半キャップタイプでも参加可能とする。)

※長袖シャツ、長ズボン、グローブ、ネックブレースを含むフルプロテクター装着を強く推奨する。

(と同時に各人の考え方、スタイルを尊重し、ダウンヒルレーサーとしての主張をできる限り容認する。)

重要 2022年 #4 UP MTB PARK IN KANNABE大会よりスネ・ヒザなどをカバーできるニーガードの装着を必須とする

※JCF登録選手はレースに参加する際には必ずライセンスを持参し、受付の際に必ずライセンスコントロールを受けること。

※選手がレースコースに入る場合は(試走においても)必ずゼッケンプレートを装着すること。

※予選、決勝のスタート時間の招集に遅れた場合、基本的に失格となる。(スケジュールに余裕があり、安全に問題がない場合、後ろに回して可能な限り出走できるように調整するが、それが無理なケースも多々ある。)

※タイム計測中は速い選手が優先される。後ろの選手に追いつかれた場合、追いついた選手の妨害にならないように速やかにラインをゆずること。

※タイム計測中に前走者に追いついた場合、大きな声で「左から抜きます!」「右から抜きます!」などアピールし、接触に気をつけて前走者を追い抜くこと。

※タイム計測中にコース上で前走者に追いついた事による再出走は認められない。

※コースアウトした場合、コースアウトした地点まで戻ってからコースに復帰し再スタートしなければならない。勢いと流れでコースアウトした場所よりも進んだ場所からコースに復帰した場合、DSQ(失格)となる場合がある。

※競技について疑義がある場合、当日中に大会本部まで申し出ること。ただし予選、決勝の競技進行中はこれを受け付けない。

※規則を知らなかったということは,異議申立ての理由にはならない。

※フィニッシュゲートを過ぎたあとは速やかに減速し、競技エリアを出るまでに十分に安全を確保できる速度まで減速した上で、エキスポエリアに出ること。

※ウェアラブルカメラ(GoProなど)の装着については現在、協議中である。(まだ規制はされていない。)今後は予選、決勝においては使用禁止、などが追記される可能性がある。

※これらすべての規則に対して、最終的な判断、解釈は参加者自身の責任において決定し、実行委員会に対してその責任を問わないこと。

※初日(予選の日)に荒天、台風、大雨などの自然現象、または会場施設の不調などを理由にレーススケジュールをキャンセルとする場合がある。その場合は翌日の決勝の結果を最終的なリザルトとする。

※二日目(決勝の日)に荒天、台風、大雨などの自然現象、または会場施設の不調などを理由にレーススケジュールをキャンセルとする場合がある。その場合は初日の予選の結果を最終的なリザルトとする。

※すべての選手、関係者、保護者、引率者は自宅から会場に至るあらゆる自然環境に配慮し、決してこれを汚したり、破壊するような行為を行ってはならない。

※大会運営を阻害する言動をする者はこれを排除する。

※飲酒した状態でのコース走行を禁止する。

※会場で出たゴミ、特に廃タイヤは必ず各自で持ち帰ること。

キッズクラス、ファーストタイマークラスに適用する特例

ファーストタイマークラス、キッズクラスに関してはレース初心者、不慣れであることが大前提のグループであることから、出走間隔を調整したり、キッズの伴走者を認める場合があるなど、スポーツクラス以上の各クラスのレースとは違い、参加者の要望に寄り添った、寛容な判断を下すことがあります。将来の競技人口、レースファン確保の視点で、あたたかく見守っていくべき選手たちだと考えています。ご理解ご協力をお願いします。

第6章 【DOWNHILL SERIES 誓約書】

参加お申し込みには「誓約書」への同意が必須となります。

私は、MTB(自転車)がいかに危険であることを知っています。MTB(自転車)のリスクを十分に熟知した上で本大会・イベントに参加を申し込みます。

私は、本大会・イベント参加にあたり、関連して起きた事故で死亡、負傷したり、損害を受けた場合や、事故が他人に及んだ場合も会場提供者、主催者や、競技関係者、第三者に対し損害賠償や責任を追及しないことを誓います。

私は、本大会の参加費に怪我をした場合の傷害保険が含まれていないことを知っています。死亡を含む怪我や損害については自身の責任において処理することを誓います。
※DHS実行委員会注釈:万一の怪我に備えて参加者自身でのスポーツ傷害保険への加入を強く推奨します。

私は、本大会・イベント参加にあたり、施設内での車、お客様同士、自然災害、虫獣などに起因するすべての事故・怪我につきましても、一切の責任を要求いたしません。

私は、本大会・イベントに関連しての放送、印刷物、ウエブサイトに名前および写真の使用を報道機関や主催者が自由に使用することを認めます。

私は、本大会・イベントの模様を収録した映像と撮影した写真を主催者が自由に参加者向けに販売することを認めます。 私は、本大会・イベント 期間中は、主催者のルールに従い施設周辺の環境を考慮して楽しむことを誓います。

私は、本大会・イベントへの申し込み後の参加費は、いかなる場合も返還請求は致しません。

私は、誓約違反の場合、主催者の指示によりレース・イベントの中止、降格、退場等の処置についても従います。

以上、私とチーム員全員、または、参加者が18歳以下の場合、保護者の了解のもと以上のことを承知いたします。

私は、誓約に同意し署名して参加を申し込みます。または、参加者が18歳以下の場合、保護者が同意し署名して参加を申し込みます。

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