キッズクラス

DHSフレンドクラブ制度開始(2024シーズン追記 2024.6.14)

DHS フレンドクラブ制度
キッズの参加資格について
※2024年度は経過措置として過去にDHSに参加した経験のある選手は引き続き参加可能とする。

本ルールの考え方
キッズクラス(小学生)の参加者の競技力向上と安全を両立するための施策

1、DHSキッズクラスはレースはじめてのキッズがとりあえずトライしてみよう、という場では無い。
2、レースにむけて事前に練習したキッズ達がその実力を競い合う場である。
3、DHS実行委員会はその競技に対する情熱を歓迎する一方で、その安全に重大な関心を持っている。
4、コース設定は基本的に大人の選手向けであり、キッズクラス参加者に配慮して難易度を下げることはない。

小学生がキッズクラスに参戦するには、下記に示すチーム、スクール、ショップ、個人(プロ)などDHS実行委員会と意思合意したDHS フレンドクラブの推薦を受ける必要がある。

DHSフレンドクラブ承認組織一覧(リンク)準備中

DHSキッズクラスに参加を希望する小学生はDHS実行委員会の承認組織のリストの中から任意のDHS フレンドクラブにアクセスし、DHSに参加するためのステップを学び、参加にあたってはDHS フレンドクラブの推薦をもらってください。

全国のプロショップ、チーム、スクール、個人(プロ)の皆様へ

DHS フレンドクラブへの登録について
こちらのフォームより必要事項に記入の上、お申し込みください。

JCF公認DOWNHILL SERIESでは全国各地でダウンヒルレースの運営をしています。
2024年度で11年目となる本大会では、長年にわたってキッズ(小学生)のレース参加について、熟孝を重ねてきました。国際自転車競技連合(UCI)のDHI競技規則にはダウンヒル競技は17歳からとなっており、日本国内においても、長きにわたって公式戦への参加は17歳からでありました。

11年前にDOWNHILL SERIESが草レースとして発足した当初から、熱心な親子による多くの参加要望があり、実行委員会と本人、保護者を交えて面談を行い、小学生の参加を認めてきた経緯があります。この頃から、面談時やキッズ向けのライダーズミーティングで繰り返し説明してきた事として「子供の参加者を守るルールはありません。100%大人の競技者が走っているトラックに小学生を放り込むことになります。これは無理だと思ったら棄権しましょう。また近い将来にレースに出場するチャンスはありますから」このような形の運営で10年間もの間、無事故であったのは偶然以外の何者でもありません。私たちはただ、幸運だっただけだと思います。参加してくる小学生達は大人顔負けの実力を持った、いわゆる「スーパーキッズ」が多かったというのも、大きなトラブルがなかった要因かと思います。そして、そんなキッズ達の多くは、いまや日本を代表する選手に成長しました。

この10年の結果をみて、私たちがキッズを受け入れてきたのはやはり正解だったと思う一方で、近年(特にキッズクラス設定後)は完全に未経験の子供達からの参加が増えて、いよいよダウンヒルレースに参加する前段階のおいて、少なくともトレーニング、経験、機材、装備、ルールへの理解という基本的な部分を修了しているキッズにのみ、レースに参加してもらえるような制度にしなければならない、との考えに至りました。

そこでDOWNHILL SERIESでは「DHS フレンドクラブ」という制度をつくり、皆様のご協力を得ながら、また、皆様の日頃の活動に少しでもお役にたてればと考えています。

この制度にご理解、ご協力いただける皆様と共に、将来のダウンヒルシーンの活性化を目指したいと思っています。

キッズクラスについて(2023シーズン追記) 以下、参加希望者必読

DHS実行委員会はキッズクラスに参加してくる子供たちが大人に混じってレースの経験を積むことを貴重な機会である、と歓迎すると同時に、その安全確保に重大な関心を払っています。
大人用に用意されたコースに大人と混じって走る中で、大きな事故、怪我が発生する可能性は少なくありません。むしろ、今まで大きな事故が発生しなかったのは幸運だっただけかもしれません。
DHS実行委員会はキッズの将来へ大いなる期待をすると同時に、悲しい事故を起こしたくないのです。

※DHSはあくまでも17歳以上の参加者に向けて設定され、JCF公認レースとしての難易度を確保し、DH競技の国内最高峰であるべきであって、キッズの参加は難易度を下げる要因にはなりません。

※キッズクラスに参加を希望するにあたっては、少なくとも他の競技会、レース、走行会などで相応の経験を積んでいることを必須とします。DHSを初めてのレースに選び、どんなものか、ちゃんと走れるかわからないけどとりあえず出てみる、という考えでの参加はご遠慮ください。

※DHSの10年の歴史の中でキッズの参加に対する考え方は常に実行委員会の悩みであり、希望であり、心配事でもあります。参加してくるキッズ、及び保護者のご理解があって、はじめてキッズクラスは成り立つものと考えます。今後もキッズクラスを開催できるように、特に保護者の方は参加に際して熟考されることをお願いします。

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JCF(日本自転車競技連盟)の競技規則にはダウンヒルは17歳以上で行う、と明記されています。草レースとしてDOWNHILL SEREISが発足した当時は中学生以上を参加資格としてきました。

そんな中で、熱心な小学生とその保護者の方々から、どうしてもレースに参加したいという要望が多くあり、「キッズクラスはありません、子供を守るルールはありません、怪我した場合は自己責任です、コース設定は大人を対象としています。」という説明と、本人、保護者の方と実行委員会が個別面談を行い、お互いにその条件を確認した上で小学生の参加をOKとしてきました。長い歴史の中で、そんなキッズたちが立派に成長し、日本を代表するレーサーになる姿を見てきましたので、小学生の参加を認めてきた判断は正解だったのではないかと思っています。

今や多くのキッズが参戦を希望するようになり、2022シーズンからキッズクラスを開設しましたが、改めて、そもそも論としてDOWNHILL SEREISは大人(17歳以上)を対象としてコースやルールの設定を行いますし、キッズクラスはありますがキッズ専用のコースはありませんし、キッズ専用の練習時間もありません。

それでもレースに参加したい!というキッズとその保護者の方にはぜひご参加いただければと思います。

※小学生単独(開催期間中保護者不在)での参戦はできません。(知り合い、友人、ショップチームに任せる、などは不可)

※毎朝のライダーズミーティングの直後に小学生対象のミーティングを行っています。このミーティングに参加しない選手は出走をお断りする場合があります。

キッズクラス、ファーストタイマークラスに適用する特例

1)ファーストタイマークラス、キッズクラスに関してはレース初心者、不慣れであることが大前提のグループであることから、出走間隔を調整したり、キッズの伴走者を認める場合があるなど、スポーツクラス以上の各クラスのレースとは違い、参加者の要望に寄り添った、寛容な判断を下すことがあります。将来の競技人口、レースファン確保の視点で、あたたかく見守っていくべき選手たちだと考えています。ご理解ご協力をお願いします。

2)キッズクラスに限りチーム員、保護者による同伴走行を認めます。同伴走行を希望されるチーム員、保護者は大会本部までお申し出ください。(2023シーズン新設)

大会本部からゼッケンプレートをお貸し出しします。同伴のバイクには必ずゼッケンプレートを装着してください。搬送日、コース利用料などは参加選手に準じて各自お支払いいただきます。同伴によるコース内走行は1日3本まで、公式練習時間内のみとします。